こんにちは!派遣社員のまい(@mai_inde)です。
派遣社員としてお仕事が始まる前に「顔合わせ」(「面談」「職場見学」とも)がある場合が多いのですが、
となった体験を書いていこうと思います。
この記事はこんな人にオススメ!
- 派遣会社に登録し、顔合わせを控えている
- 顔合わせの雰囲気が知りたい!
- 派遣の仕事を探している
…など
そもそも「顔合わせ」って?
「面接」は法律で禁止されている
まず前提として、派遣先の企業は派遣社員に対して「面接」を行う行為は法律で禁止されています(紹介予定派遣を除く)。
労働者派遣の役務の提供を受けようとする者は、労働者派遣契約の締結に際し、派遣労働者を特定することを目的とする行為(特定目的行為)をしないように努めなければならない。
労働者派遣法 第26条 より引用
派遣先企業で面接されたら直接雇用と変わらないですものね。
この法律は派遣社員の保護のためにあるということです。
顔合わせの目的
一方、「顔合わせ」は法律で禁止されていません。
顔合わせは「選考目的」ではなく、就業後の業務の打ち合わせや、経験・スキルの確認などが目的です。
- 就業後のトラブルを防ぐ
- 双方のマッチングのため
という意味合いが強いです。
実際に顔合わせをしてみて感じたことは「顔合わせでふるいをかけられてるなぁ…」でした。
「顔合わせじゃなくて面接じゃん」と感じたエピソード
実際に私が派遣先企業へ顔合わせに行った時のことについて紹介します。
- 自分のスキル…日商簿記3級、普通自動車第一種免許(平凡)
- 派遣社員になる前の仕事…銀行員(正社員)
- 受けた業種・職種…製造業・経理事務
- 面談に出席していた人(推測)…人事の方2名、経理の方3名 ※派遣会社の担当者さんも同席
そして、質問されたことについては以下のとおり。
- 経理の経験の有無
- 派遣社員になった理由
- 通勤手段・距離について
- 以前の仕事ではどんなことをしていたか
- 前の仕事を辞めた理由
- 今後どのようなスキルをつみたいか …など
顔合わせはこんな感じでした。
そして、顔合わせの後に感じたのは
空気重かった~…
向こうの人ら質問全部し終わったらさっさと切り上げたもん
結果:お断りされた(不合格)
おそらくですが、私以外に顔合わせに来ている別の派遣社員の方が複数いて、そちらの人に決まったんだろうなぁ…と思います。
私は経理の経験もなかったですし、即戦力が欲しかったのでしょう。
だったら顔合わせに呼ばないでよ…(本音)
ちなみに、余談ですが、顔合わせで派遣先企業は何を見ながら質問していたかと言うと、派遣登録したあとに私が派遣会社に提出していたスキルシート的なものなんですよね。
え、それは履歴書にあたるのでは…?
あれ?あの…出身大学とか…生年月日とか…個人情報バリバリ書いてますけど…(小声)
私個人の感想ですが、顔合わせで選んでいるという実態はどこもあるんだろうな、と。
派遣社員の面接は法律で禁止されてはいますが、結局のところ行政指導が入るだけで罰則は課せられませんから、派遣先企業もグレーゾーンのところでやってるんでしょうね(個人の感想です)。
顔合わせエピソード(良い例)
顔合わせを控えた派遣社員の方が萎えてしまいそうな内容になったので、良い例もご紹介。
現在私が就業している企業の顔合わせはめちゃくちゃゆるゆるでした。笑
質問内容については大体同じだったけど、雰囲気が違いました。
和気あいあいとした柔らか~い雰囲気で、趣味の話とかもしてくれました。
派遣先企業の方が「この会社ではどういう製品を作って、貴方にはこういう仕事をしてもらいます」という説明を丁寧にしてくれました。
企業と派遣社員とのマッチングを大事にしてくれているのがひしひしと伝わってきました。
こういったコンプライアンス意識がしっかりしている企業で働きたいですよね。
まとめ:「顔合わせ」でお断りされることは普通にあるが…
「事前の業務の打ち合わせ」と銘打っておきながら「お断りするってなんやねん👿」という感じですが、顔合わせの後にお断りされることは普通にあるようです。
(派遣社員の友達の話を聞いても顔合わせ後にお断りされた子が多数)
しかし、「顔合わせ」はあくまで派遣社員が「仕事を受けるかどうか」を決めるものです。
と、ドーンと構えていいと思うんですよね。
就業先が働きやすそうか、社員さんの雰囲気、自分と合いそうか…などを顔合わせをしてみて自分が判断しても良いのです。
もし面接まがいのことをするような企業からお断りされたとしても、
ラッキー!
くらいの気持ちでいましょう。
貴方に合う派遣先は必ずありますから、焦らずいきましょう!
