こんにちは!派遣社員のまい (@mai_inde) です。
私は4年ほど銀行に勤めたのち派遣OLになったのですが、銀行と一般企業の雰囲気の違いにびっくりしました。
派遣先は大手企業だったのですが銀行と違いすぎてカルチャーショックでした。
今日は実際に勤めて分かった銀行と一般企業の違いについてお送りします!
一般企業のココがいい!と思ったポイントを解説していきます。
就活で銀行を受けるか企業を受けるか迷ってる…という方はぜひ参考にしてみてください。
①自分のペースで仕事できる
現在、派遣社員として大手企業で事務をしているのですが、自分のペースで仕事ができる快適さにびっくりしました。
一般企業でもお客さん都合で動く仕事はあるかもしれませんが、内勤の事務だと自分のペースで仕事ができると思います。
私は銀行員時代は支店の窓口業務をしていました。
窓口だとお客さんの対応に追われて仕事が思うように進まないことが多いんです。
銀行員の多忙な日の流れを書いてみました。
銀行員(窓口)の多忙な日の一例
- 窓口が開く前から営業さんがお客さんから預かっていた期日指定の事務手続きに追われる
- そのお客さんの手続きに関わる事務書類の整備など雑務が全て終わらないうちに窓口が開く
- 開店早々おじいちゃんおばあちゃんがなだれ込んでくる
- 順番にお客さんの処理を済ませていく
- その間電話も鳴り響く
- 鳴り響くのに電話を取らない上司たちに腹を立てながら電話を取る
- お客さんの事務手続き中に番号札の概念もなく突進してくる別のお客さんの対応をする
- 銀行印を間違えて持ってきたお客さんに正しい銀行印を持ってきてもらうよう説得する
- 営業さんが追加で持って帰ってきた手続きをやる
- 「手続きに必要な書類そろってないんですけど?」と営業さんに電話をかける
- 税金の支払いにきたおじいちゃんおばあちゃんの対応をする
- お願いだから税金や公共料金の支払い口座振替にしようよ
- おじいちゃんおばあちゃんにATMの使い方を教える
- ATM内で「暗証番号見てないですよ」感を身体をつかってアピールする
- お客さんの波が落ち着いたところでたまった事務を片づけるもすぐにお客さんがくる
- 窓口でありがたい教えを説いてくる(皮肉)お客さんに対して支店長を召喚する(いない時は軽くいなす)
- 忙しい時に限って営業がはかどる謎、営業成果が上がれば事務手続きも増える
- システムに登録されているお客さんの住所と本人確認書類の住所が違ったら住所変更等の手続きをしてもらう
- のだが、保険やクレジットカードの契約もあると書いてもらう用紙が増える
- 事務手続きも増える
- 事務手続きがアナログ、紙が多い
- 事務手続きがとにかく多い、簡素化してくれ、デジタル化してくれ
こんな感じで仕事をしていたらあっという間に午前中は過ぎてしまいます。
午後も窓口が閉まるまではこんな感じです。
閉店後も現金を数えたり、できなかった事務を片したり、営業に出たり、ミーティングをしたりとやることはたくさんあります。
銀行の窓口はマルチタスクが得意じゃないと勤まらないなぁとつくづく思います。
今の職場では、お客さんが会社に来ることはなく(あっても営業の社員さんに繋げるのみ)、自分のペースで自分のやりたいように仕事ができるストレスフリーな環境。
この快適さを味わってしまったら、もう元の環境には戻れません…
②休日出勤とかない
会社カレンダーにもよるとは思いますが、基本的に事務の仕事だと休日出勤になることはめったにないと思います。
銀行員のころは、平日仕事で窓口に来られない人の保険契約のために休日出勤はよくあることでした。
また、相談会などのイベントや地域行事には若い職員が駆り出されることが多いです(振替休日で休みは取れますが)。
振替休日で平日に休んでも、職場から電話がかかってくることがあり気が休まることは少なかったです…
③めっちゃ休日ある
私が派遣でそういう企業を選んだからといえばそうなんですが、GWやお盆休み、年末年始の休日の多さに戸惑いました。
大手企業の場合、GWが飛び石連休の場合でも合間を休みにして10連休!みたいなことは当たり前。
年末年始もクリスマス後~1月5日くらいまで休みがありました。
銀行は良くも悪くも暦通り。
GWが飛び石連休なら祝日以外は営業してますし、お盆も銀行員にとってはただの平日です。
年末年始も大晦日~三が日までしかお休みはありません。
親戚付き合いや実家に帰るのが煩わしいと感じる人は銀行の働き方はメリットになるかもしれません。
④ゆるい
これもびっくりしたんですけどとにかくゆるい。
何がゆるいって、社内文書とか、割と間違えたまま書類回ってることがあるんですよね。
部長も基本中身あんまり確認しないまま押印してます。
「部長…日付印が昨日のままになっています…」とか「ここの金額…違うような気がします」とか割とよくあります。
銀行でも事務手続きに精通していない人間が支店長の席に座ってることはよくあるのですが、内部監査や法人による外部監査があり、事務ができていない箇所に関しては指摘を受けます。
そしてその指摘に対する改善計画の文書を提出しないといけないというめんどくさい作業が発生してしまうのである程度はちゃんとやるんですよね(事務手続きをよく分かっている有能な人が)。
お客さんに書いてもらう伝票は、名前と金額を間違えたら書き直してもらいますし、日付なども間違えてたら見え消しして銀行印を押して訂正してもらうようになります。
お客さんが帰った後にミスに気づいた時はマジで肩を落とします…
ミスに気づかなかった自分が悪いけどマジでめんどくさい。
一般企業のゆるさにびっくりしましたが、事務手続きに追われて残業になってしまう銀行もどうしたものか、と思います。
⑤余裕のある人が多い
銀行は①の通り自分のペースで仕事ができないし、営業ノルマや時間に追われ…
そして人手不足により一人一人の負担が増えてしまってみんな余裕がないように思えます。
営業の男性なんかは特に縦社会・体育会系が色濃く残っていますし。
今の会社ではコンプライアンス意識やセクハラ・パワハラに関する意識も高く、不用意に「彼氏いるの?」「結婚は?」「子どもは?」と不躾にプライベートについて聞いてくる人は全くいません。
外国人の社員さんもいるからか多様性を尊重する風潮があります。
誰かがミスしてもそれを人前で怒鳴りつけることはなく「なぜミスが発生したか」「今後ミスが発生しないためにどうすべきか」を冷静に考えられる余裕のある人ばかりです。
ただ一つ言えるのは銀行は体育会系のノリや飲み会が多いです。
ほんとに何なのかねアレ、滅べばいいよ。
銀行は色んな意味で厳しい世界
銀行は色んな意味で厳しい世界です。
銀行を志す就活生の数は減ってるかもしれませんが、それでも「安定」を選んで志す人がいるかもしれません。
が、まじでおすすめしません。
元銀行員の私が思う「一般企業のココがいい!」というポイントをお伝えしましたが、裏を返せば銀行の「ここがしんどい」というポイントになります。
- 自分のペースで仕事がしにくい
- 休日出勤もある
- 休みが一般企業(大手)に比べて少なめ
- 事務手続きが煩雑で量も多く時間を取られる
- 数字や仕事量の多さ、人手不足で余裕がない・体育会系の人が多い
それに加えて、窓口でも営業ノルマのプレッシャーが重くのしかかり、進捗状況が悪いと上司に「どうするの?」と(ろくに指導もないのに)平気で言ってくる人もいます。
銀行は成長性もなく、特に窓口業務は将来AIや機械が担う仕事だとも言われており、リストラや出向による人員削減に踏み切る銀行も出てくるのではないでしょうか。
それでも「経済に興味がある」「金融業界に興味がある」という方は生き残っていくためのスキルや知識が必要になると思います。
元銀行員からすると大手の環境が快適すぎる…というお話でした。
銀行員はやりがいはありますが、その分ストレスフルな仕事でもあります。
私はストレスが心身の不調に出てしまったので、自分のペースで作業が進められる今の仕事が気に入っています。
就活で業界選びに迷ってる方の参考になれば幸いです!
